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ブラックリストに載るとクレジットカードが作れない理由

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ブラックリストって、どんなリスト?

ブラックリストに載るとクレジットカードが作れない理由

ブラックリストという言葉、クレジットカードを持ったことのある人なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?名前からして載ったらまずいものということは分かっていても、何をしたらブラックリストに載ってしまうのか、そもそもブラックリストって実際はどんなもの?と思っている人もいるでしょう。

ブラックリストとは、警戒を要する人物、団体の一覧表のことをいいます。この言葉の起源は、イングランド王チャールズ2世が亡命中に作成した、清教徒革命で父王チャールズ1世に死刑を宣告した58人の裁判官のリストといわれています。かなり古い歴史のある言葉なんですね。

クレジットカード業界では、個人のクレジット利用の情報が記録されている信用情報機関に、延滞などの事故情報が登録されることを「ブラックリストに載る」といいます。実はブラックリストと呼ばれる一覧表が実際にあるわけではないんですよ。

どうなるとブラックリストに載ってしまうのか

ブラックリストに載ってしまう理由は、信用情報機関が大きく関係しています。では、信用情報機関とは一体どういうものなのか、事故情報とは何かを解説していきます。

信用情報機関とは?

信用情報機関とは、加盟する会員の氏名や職業、住所などの個人情報の他に、クレジット利用や借入などの情報が記録されている第三者機関です。日本には現在、CIC、日本信用情報機構(JICC)、全国銀行個人信用情報センターの3つの信用情報機関があり、クレジットカード会社は主にCICの情報を参照しています。

クレジットカード会社は入会審査の際にCICの情報を参照します。CICの履歴に支払いの延滞などの情報があると、今後もこの会員は延滞をする可能性があると判断され、審査に落ちてしまう確率が高くなります。

これが、「ブラックリストに載ってしまってクレジットカード発行ができなかった」という状態です。

事故情報とは?

信用情報機関に記録される事故情報とは、クレジットカードなどの支払いの延滞や債務整理などの金融事故のことをいい、信用情報の上では「異動」と記録されます。異動と記録されることこそが、ブラックリストに載る、ということです。

信用情報機関には、毎月の入金状況が2年分記録されています。無事に返済が行われた月には$マークが記録され、会員の都合で未入金となった月にはAのマークが記録されます。

このAマークが3ヶ月以上連続でつくと、信用情報には異動と記録されてしまいます。それ以外にも、利用者からの返済がされずに保証会社などが返済した場合や、債務整理が開始された場合も異動と記録されます。

ブラックリストに載るとどうなるのか

ブラックリストに載ってしまうと、クレジットカードを新規で発行することができなくなります。CICの情報を参照したクレジットカード会社は、ブラックリストに載っている会員は返済能力がないとみなし、審査通過させないのです。

さらに車や住宅のローンを組んだり、不動産の購入もできなくなってしまいます。

今後クレジットカードは作れなくなる?

では、たとえ延滞分を返済していたとしても、今後クレジットカードの審査通過をすることはできないのでしょうか?

結論からいうと、今後一切クレジットカードが作れなくなるわけではありません。信用情報機関から「異動」の記録が消えれば、ブラックリストから消されることになり、クレジットカードの審査に通過して発行することができるようになるんですよ!

異動の記録が消えるまでの期間は、異動となった原因によって異なります。

支払い延滞の場合

支払い延滞とはいっても、引き落とし日に口座にお金を振り込むのを忘れしまい、翌日すぐに入金をしているのであればブラックリストに載る可能性はほとんどありません。ただし支払い延滞期間が2ヶ月以上にわたる場合は、ブラックリストに載ってしまうと考えたほうがよいでしょう。

2ヶ月以上の支払い延滞をしてしまった場合、信用情報機関には5年間移動異動の記録が登録されてしまいます。つまり、5年経てば、ブラックリストから消されることとなります。

またクレジットカードでの支払いに加え、携帯端末代や奨学金の支払いを2ヶ月以上滞納した場合も同様にブラックリストに載ってしまいます。実は、携帯端末代の支払いを延滞し、ブラックリストに載ってしまう人がここ最近急増しているんですよ。

スマートフォンの普及により、携帯端末の金額はどんどん上がっていますよね。携帯会社の支払いプランにより、月々の利用料は端末代が相殺されるほど割り引かれていることもあり、携帯端末代を支払っているという自覚がないまま支払い延滞をしてしまう人が多いようです。

債務整理の場合

借金したお金を返済することができず、債務整理や自己破産などの手続きを行うと、確実にブラックリストに登録されてしまいます。この場合も、信用情報機関に登録される期間は5年間か10年間となります。

信用情報機関によって登録期間が異なることになりますが、カード会社もCIC以外の信用情報機関を参照する場合もあるといわれており、債務整理後は10年間はクレジットカードは作れないか、作れても限度額が非常に低く抑えられると考えておいた方が良いでしょう。

審査落ちの場合

上記の2つの場合と比べると短期間ではありますが、審査に落ちた場合もクレジットカードが発行できない状態になってしまいます。審査落ちの履歴はCICに6ヶ月間記録されるので、もし審査に落ちてしまったら、最低でも6ヶ月はクレジットカードを作るのを我慢しなくてはなりません。

これを知らずに立て続けにクレジットカードの申し込みをしてしまうと、どんどん審査に通らなくなるという悪循環に陥ってしまうのです。クレジットカードを手にしたいあまりに「A社のクレジットカードの審査は通らなかったけど、B社のクレジットカードは審査基準がゆるいといわれているから大丈夫だろう」と立て続けに申し込んでも、審査に通る可能性はなくなっていく一方なんですよ。

クレジットカードが全然発行できない…そんなときは情報開示!

クレジットカードが全然発行できない…そんなときは情報開示!

どの会社のクレジットカードも審査落ちしてしまった…そんなときはブラックリストに載ってしまっているのかもしれません。自分では思い当たる節があまりないというときは、情報開示をしてみることをおすすめします。

信用情報機関のCICでは、本人であれば信用情報の記録の開示をすることが可能なんですよ。手数料が1000円かかりますが、パソコンやAndroidのスマートフォンを使って開示報告書のPDFデータを見ることができます。

開示できる情報は下記の4つに大きく分かれています。

1.クレジット情報
CICに加盟するクレジット会社等と契約した、クレジットやローン等の契約内容や支払状況、残高などの情報

  • 契約した会社名
  • 契約の内容
  • 請求、入金額
  • 残高、返済の状況など

2.申込情報
新規にクレジットやローン等を申し込んだ際に、CICに加盟するクレジット会社等が支払能力を調査するために確認した情報

  • 申し込んだ会社名
  • 契約予定額
  • 申し込んだ商品の内容 など
  • 3.利用記録
    CICに加盟するクレジット会社等が、クレジットやローン等の利用途上などにおける審査のために、信用情報を確認した記録

    • 利用した会社名
    • 確認した日、確認の目的 など

    4.参考情報
    CICが独自に収集した情報で、ご本人がCICに申告した情報や日本貸金業協会から登録を依頼された情報

    • 申告した内容
    • コメント など

    開示報告書の見方はこちらに詳細に書かれていますので、参考にしてみてください。

    ブラックリストに載らないようにするのは大人としてのマナー

    ブラックリストに載ってしまう原因は、自分の責任の取れる範囲を超えてクレジットカードを使いすぎてしまったことや、自力では返せないような借金をしてしまったことといえるでしょう。厳しい言い方をすれば、ブラックリストに載ってしまうのは社会の一員としての責任が欠けているからなんです。

    お金だけでなく、どんなものでも借りたものは必ず返すというのは、最低限のマナーです。クレジットカードを使いたいという思いがあるのであれば、延滞や借金などをしないようにするのが最低限の責任ですよ!

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