このページの先頭です

カードブランドの違いについて

286views

投稿日:

クレジットカードを作るにはカードブランドを選ばないといけない

カードブランドの違いについて

クレジットカードを新しく作るとき、VISAやMaterCard、JCBといったカードの右下に印刷されるロゴを自分で選ばないといけないことがあります。このロゴこそがカードブランドと呼ばれるものです。

エポスカードや三井住友カードなどはVISA一択となっていたり、クレジットカードによってブランドはあらかじめ決まっている場合もありますが、同じクレジットカードなのになぜブランドを選ばなければならないのか、どうやって決めたらいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか。

ここではそれぞれのカードブランドの違いや、どのような点に注目して選ぶべきかを解説します!

そもそもカードブランドの役割とは?

そもそもカードブランドの役割とは?

カードブランドは国際ブランドとも呼ばれ、カード会員が買い物をする際にクレジットカードでの決済機能を提供している会社のことをいいます。クレジットカードを使って買い物をしようとしたときに、そのクレジットカードがいくらまで利用できるかなどを計算し、そのカードでの決済の可否を瞬時に判断する機能を持っているのです。

こういったシステムを国際的に展開していることから、国際ブランドと呼ばれることもあります。カードブランドは、日本でおなじみのVISA、MaterCard、JCBに加えアメリカンエキスプレス(通称AMEX)、DinersClubを加えた5社が5大国際ブランドといわれています。

カードブランドによる2つの違い

どのカードブランドもクレジットカードでの決済システムを提供しているという基本的な機能には変わりはないんです。では、自分でクレジットカードブランドを選ばないといけないとき、どのようにカードブランドを選べばよいのでしょうか?

一見どこも同じように見えるカードブランドですが、実は大きく分けて2つのカテゴリに分類されています。ひとつは「決済カードブランド」、もうひとつは「T&E(Travel & Entertainment)カードブランド」というものです。

決済カードブランドとは

決済カードブランドはその名の通り、決済機能の使いやすさが重視されているカードブランドです。VISAとMaterCardは決済カードブランドに当てはまり、加盟店数も他のカードブランドと比べて多いのです。

クレジットカードが利用できるお店の中には、VISAは利用できるけれどAMEXは利用できないというお店もありますよね。クレジットカード加盟店といっても、どのカードブランドの加盟店になっているかによって利用できるクレジットカードが変わってくるんですよ。

T&Eカードブランドとは

実はカードブランドによって、サービスの充実度も変わってくるんです。T&Eカードブランドは旅行先での保険をはじめ、旅やエンタテインメントに関するサービスを重視しており、JCB、AMEX、DinersClubがこでに当てはまります。

また本来カードブランドは決済機能のみを提供している会社ですが、JCB、AMEX、DinersClubなどは自社でクレジットカードを発行しているんですよ。自社で発行しているクレジットカードはプロパーカードと呼ばれ、高いステータス性があり、サービスも充実しています。

各カードブランドの特徴

VISA

VISAの一番の特徴は、加盟店の多さです。加盟店は世界200カ国以上、約4000万店となっており、カードブランドの中で最も多くの加盟店数を誇っています。世界的にもVISAが使えない国や地域は少なく、利便性は最も高いといっていいでしょう。海外旅行にも安心して持っていけますね!

さらに、VISAブランドのクレジットカードでは海外ATMが利用できるというメリットもあります。VISAはPLUSというATMネットワークに加盟しており、海外のPLUSのロゴが記載されているATMではキャッシングを利用することができます。

PLUSのATMも世界200カ国以上、230万台と世界各国に設置されており、海外で急に現金が必要になったときにも、VISAのクレジットカードを持っていれば引き出すことができるんです。

MaterCard

MaterCardはVISAに次いで世界第2位の加盟店数を誇っています。世界シェアを見ると、VISAとMaterCardには大差はなく、この2つのカードブランドは世界中どこでも同じように利用することができると考えてよいでしょう。

MaterCardといえば、「お金で買えない価値がある」というCMでおなじみですよね。そのフレーズの通り、MaterCard会員に向けたラグジュアリーなサービスを2015年から開始しました。その名も「プライスレス・ジャパン」。

プライスレス・ジャパンは、「お金では買えない価値のある日本の様々な魅力を改めて発見する新しいプログラム」というコンセプトのもと、ショッピング、旅行、飲食、エンターテイメントの4つのカテゴリーに関して、特別な体験ができるプログラムを提供しています。

具体的には、ホテルの朝食が無料になるサービスや、テーマパークが優待価格で入場できるサービスなどが利用できます!

さらに、VISAと同様に海外ATMも利用できます。Cirrusのロゴが記載されている世界各国のATMでキャッシングを利用することができ、国内ではセブン銀行、イオン銀行、ゆうちょ銀行などでもキャッシングができます。

海外旅行に持っていくときには、MaterCardが運営する海外ATM活用パーフェクトガイドも見ておくと安心ですよ!

JCB

JCBは世界シェア第5位のカードブランドですが、日本人にとってはとても馴染み深いブランドですよね。その理由は、JCBは日本で生まれたカードブランドだからなんです。

そのため、日本国内のクレジットカードが利用できる店舗の多くはJCBでの決済ができるといえます。以前は海外では利用できる店舗が少ないといわれていましたが、ここ10年で加盟店数を伸ばし、現在は世界約190カ国で使用できます。

海外の加盟店が増えた理由は、AMEX、DinersClub、Discover、銀聯といったカードブランドと提携を始めたことが大きく関係しています。海外でこれらのカードブランドのステッカーがある店舗ならば、実はJCBのステッカーがなくてもJCBカードが利用できるんですよ。

しかし、日本国外での知名度はVISAやMasterCardには劣るため、海外に行く機会が多い人は、JCBに加えてVISAもしくはMasterCardを持っておくといいでしょう。

JCBは決済システムの提供だけでなく、自社でクレジットカードの発行も行なっています。このように、カードブランドが発行するクレジットカードをプロパーカードと呼び、ステータスが高いクレジットカードと位置付けられているんです。

審査基準も、JCBブランドを冠した百貨店や流通系の提携カードよりは厳しく設定されています。年収は最低でも300万円以上、職業は正社員が望ましいとされており、主婦やアルバイトでは持つことは難しいようです。

そのぶんサービスも充実しており、特にエンターテイメントに関するサービスは他のクレジットカードブランドよりも優れているといえます。

その中でも魅力的なのは、東京ディズニーリゾートに関連するサービスでしょう。JCBは東京ディズニーリゾートの公式スポンサーとなっており、「JCBマジカル」というキャンペーンを毎年行なっています。2018年はなんと、東京ディズニーランドの完全貸切の特典などが当たるキャンペーンを行なっているんですよ!

JCBプロパーカードで最もグレードの高いJCBカードthe classでは、紹介制のパーク内のフレンチレストラン「クラブ33」を年1回利用できたり、JCBが提供しているアトラクションを優先搭乗できたりしちゃいます!JCBカードthe classは、ディズニーファン憧れのクレジットカードなんです。

AMEX

アメリカンエキスプレス(通称AMEX)も世界各国に加盟店を持つ決済ブランドです。以前は日本で使用できる店舗はあまり多くありませんでしたが、JCBと提携を始めたことにより、日本でも多くの店舗で決済ができるようになりました。

そのため、AMEXで決済したときにはレシートにJCBと記載されることがあります。決済時のエラーなどではないので安心してくださいね。

またAMEXは決済ブランドというよりも、クレジットカードそのもののイメージが強いと感じている人も多いのではないでしょうか?実際に、AMEXが発行しているプロパーカードは世界でも通用するステータスの高いカードとして有名です。日本では市川海老蔵さんのナレーションのCMでもおなじみですよね。

AMEXのプロパーカードは一番グレードの低いアメックス・グリーンでも年会費は12000円となっており、最もグレードの高いアメックス・センチュリオンはなんと年会費は37万8千円と、一般人には信じられないほど高額なんです。

もちろん、ただ年会費が高いだけではなく、そのぶんサービスも充実しています。予約の取りづらい人気レストランの予約代行をしてくれるコンシェルジュサービスや、AMEXのカードで買った商品の破損や盗難の損害を500万円まで補償してくれるなどのショッピングサポート、空港からの手荷物を無料で自宅に配送してくれるサービスなど、もはやクレジットカードの範囲を超えたサービスを提供しています。

ここで紹介したサービスはごく一部で、フル活用できれば年会費以上の恩恵を受けられることもあるんですよ。ただ、そのぶん審査基準も即日発行のできる流通系クレジットカードなどに比べると厳しくなり、最低でも継続して300万円以上の年収がないと発行できないといわれています。

DinersClub

DinersClubはAMEXと同様に、日本においてはJCBと提携しているためスーパーやコンビニなど あらゆる場所で利用できます。しかし、ここで紹介するカードブランドの中では加盟店の数は最も少なく、決して利便性が高いわけではありません。

DinersClubの強みは、決済機能よりも自社で発行するプロパーカードにあります。DinersClubはAMEXと同じようにステータスの高いクレジットカードと位置付けられていますが、AMEXよりも富裕層、社会的地位の高い人をターゲットにしており、より洗練されたイメージが強いブランドといえます。

以前は入会基準の目安を年齢33歳以上で勤続10年以上の役職者または自営10年以上とかなり高水準にしていましたが、現在は少しハードルが下がり、DinersClubのサイトには満27歳以上とだけ明記されています。

年会費は最もベーシックなものでも22,000円となっています。ステータスカードらしくサービスもとても充実しており、持っているだけで安心を手に入れられる様々な保険や、日常を豊かにしてくれるエンターテイメントに関連することまで、幅広いサービスを受けることができます。

一例として、海外旅行保険は最大1億円もの補償を受けることができます。海外に行く機会が多く自分が一家の大黒柱だ、という人は持っていると万が一の時も安心ですね。さらに、海外に行く際には国内だけでなく、海外600箇所以上の空港ラウンジも利用できますよ。

エンターテイメントに関するサービスとしては「エグゼクティブダイニング」という優待サービスを受けることができ、ふぐ料理店や鉄板焼きなど指定の高級レストランを2名で利用すると、1名分のコース料金が無料になるんです!グルメな方にはとても魅力的なサービスですよね!

こだわりがないのであれば、加盟店数で選ぶのがベター

こだわりがないのであれば、加盟店数で選ぶのがベター

同じように決済システムを提供しているカードブランドでも、それぞれ違う戦略を打ち出して会員を獲得しているのです。もし、特にこだわりがなく「とりあえずどこにするか決めないとクレジットカードを発行できない!」という場合は、単純に加盟店の数で選ぶのがよいでしょう。

海外旅行に行く機会が多いのであればVISAもしくはMasterCardがおすすめですし、海外には行くつもりがないというのであれば、JCBを選ぶのがいいといえます。

すでにクレジットカードを持っていて、新しく違うカード会社のものを作りたいという場合には、今持っているクレジットカードとは違うブランドを選ぶことで、利用できる店舗も増えますよ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です